豆味噌やたまり醤油の原型とされる豆豉(トウチ)によく似ている伝統食品です。
すずかの粒味噌が餅麹(味噌玉麹)で仕込むのに対し、麹納豆は散麹を使います。

納豆といっても、いわゆるネバネバ糸を引く納豆や甘納豆ではなく、麹菌で発酵させる「塩辛納豆」で、大量のタンパク質やビタミン類が含まれており、豆味噌のような風味とコクが凝縮されていて、固くなく口の中で心地よい旨味が残ります。
お茶漬け、おにぎり、おかゆ、おつまみやパスタ、刻んでお料理のアクセントにも最適です。

麹納豆
110g(木桶):897円(税込)
110g(カップ):840円(税込)
300g(袋入り):1,920円(税込)

麹納豆について

麹納豆とは?

歴史的には「塩辛納豆」のほうが古く、約1300年ほど前に中国から「唐納豆」として伝来しました。鑑真や一休さんが持ち帰ったという諸説もあります。
日本では、お寺で作られたので「寺納豆」と呼ばれ、精進料理で肉や魚を食せない禅僧の貴重なタンパク源として日常の食事に用いられ、将軍にも献上された発酵食品です。また戦国時代には重要な兵糧食の一つでした。
そのまま食すと塩辛い豆粒の中に、豆味噌のような風味とコクが凝縮されていて、固くなく口の中で心地よい旨味が残ります。また、一粒ごとに大量のタンパク質やアミノ酸、ビタミン類が含まれています。
麹納豆は、味噌蔵ならではの製法がいかされた伝統食品、発酵食品、自然食品、健康食品であります。

製 法

※画像をクリックすると大きな画像でご覧になれます。

国産丸大豆に麹菌をつけて塩水に漬け、重石を載せて2年間自然発酵させます。

その後桶から取り出して、晴れた日に太陽の光だけで自然乾燥させて完成となります。
寝かせている間は、豆の姿をそのまま残すために混ぜることはしません。(静置発酵)

お召し上がり方

・お茶漬け、おかゆ、おにぎり、お菓子など甘味の後のお口直しに
・お酒、ビールのおつまみに最適。
・小さく刻んだりつぶして使えば、お料理のアクセントにもなります。(和え物、冷奴、天ぷら、麻婆豆腐、チャーハン、パスタ、ハンバーグ、ピザ、野菜サラダなどに。チーズとはよく合います。)
・ピクニック、スポーツ時の栄養補給に。